漢字で書くと「狭隘道路」です。
「狭隘道路」=「狭あい道路(きょうあいどうろ)」とは、主に幅員4メートル未満の建築基準法第42条2項道路及びその他の4メートル未満の道を指します。
国土交通省の補助事業(狭あい道路整備等促進事業)となっており、国の補助を受け各自治体では、条例等に基づき「狭あい道路拡販整備事業」等の名称で事業を進めています。
杉並区でも「杉並区狭あい道路の拡販に関する条例」が制定されています。
いつ発生してもおかしくない直下地震等の災害や火災発生時の円滑な避難緊急車両等の通行、地域の防災・減災機能を向上させ、日常生活における安全で快適な通行等を確保し災害に強いまちづくりを目的としています。
「狭あい道路」に面した敷地で建築物の新築や増改築をする場合は、建築確認申請前に事前協議手続きが必要です。
後退部分については、固定資産税・都市計画税が非課税の対象となり、区が拡幅整備工事を行う場合、後退部分にある門や塀等の撤去費用の一部などを助成しています。(杉並区の場合)
私も事前協議結果に基づいた事前測量や道路後退後の測量作業に従事させて頂いています。
地元である杉並区に少しでも貢献できればと地籍調査事業なども含め積極的にお手伝いをさせて頂きます。